書籍などには載っていないオリジナルの課題解決ゲームです。学級で使っている名簿番号の書いてあるカードを見ていたら思いつきました。シンプルなゲームなので、もしかしたら私が見付けていないだけでどこかに載っているのかもしれません…。
思いついてから実際に学級でやってみると、意外と盛り上がり、工夫もたくさん見られ、学級でできる課題解決ゲームとしてなかなかの手ごたえを感じました。
おすすめポイント
・少ない準備で簡単にできる。
・シンプルなルールなので低学年・中学年でも取り組みやすい。
・自由度が高く、多くの作戦を考えることできる。
・全員が参加できる。
用意するもの
・ストップウォッチ
・人数分の通し番号の書いてあるカード(34人学級なら1~34までの数字が書いてある用紙。下のようなイメージ)
流れ(34人を例に)
これからみなさんには協力してミッションに取り組んでもらいます。
ここに人数分のカードがあります。ここにはそれぞれ1~34の番号が書いてあります。このゲームは簡単に言えば、このカードを1人が1枚ずつ受け取り、書かれている番号順に並ぶゲームです。
へー
詳しく説明します。1~34までの書いてあるカードの山をここに置いておきます。ちなみにカードの番号の順番は1から並んでいるわけではなく、バラバラです。
私が「スタート」と言ったら誰でもいいですので、取りに来てください。
取りましたら、全員に1枚ずつ配ってください。
配られましたら、そこに書いてある番号の順番に整列します。
整列が完了しましたら、最後の番号を持っている人、今回で言えば34の数字を持っている人が「整列完了!」と私に知らせてください。スタートの合図から「整列完了!」の掛け声までのタイムがみなさんの記録です!
何か質問はありますか?
このように説明すると、多分以下のような質問がでるかと思います。
・並び方は何でもいいのか。
・どこから並べばいいのか。
・配る人は1人なのか。
・番号カードは交換してもいいのか。
このような質問は状況や実態に応じてで良いと思います。私は
・並び方は何でもいいのか。→なんでも良い。
・どこから並べばいいのか。→どこでも良い。
・配る人は1人なのか。→作戦次第で何人でも良い。
・番号カードは交換してもいいのか。→良い。
というようなボヤっとした感じで答えます。
あくまでもこのゲームのゴールはスタートから整列完了までの時間を短くすることなので、ルールはそこまで厳密でなくても良いと思います。ですが学級の実態に応じてもっとカッチリしたい場合は、並び方を一列で直線にし、並ぶ位置を決めるなどしてもよいでしょう。
ルールを説明したら、実際にやってみましょう。タイムを縮めていく前にざっくりとした動きを説明の中で一緒にやっていくのもありですね。
ゲームに慣れてきたら、
・目標設定
・トライ&エラー
・作戦タイム
・ふりかえり
を組み合わせながら、ゲームを進めましょう。自由度が高いゲームなので学級ごとに様々な作戦が出てくるかと思います。
目標を設定し、それの達成に向けて相談しながら立ち向かう姿は見ごたえがあります!
ゲームの終わりにはしっかりと子どもたちの振り返りを行い、担任からもゲームを通じて見付けた良い部分を伝えてあげましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
自由度高めの課題解決型ゲームです。自由度が高いがゆえに作戦も豊富に出てきて、とても盛り上がります。
わくわくしましたら、ぜひ取り組んでみてください!
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