学級ゲーム⑲耳と頭の力を総動員!「伝言ゲーム」アレンジ5選

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低学年から人気の学級ゲーム「伝言ゲーム」。

みなさんも子どもの頃に伝言ゲームをした経験はあるのではないでしょうか。


今回は伝言ゲームの難易度を少し上げておもしろくするアレンジを5つ紹介します。

とりあえずまずは伝言ゲームの基本形です。地域差があるかもしれませんので参考程度にどうぞ。

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伝言ゲームの基本形

①チーム戦で行う。
②順番を決めて、1列に並ぶ。
③先頭にのみ、お題の言葉を伝える。
④先頭から順にお題の言葉を後ろに伝えていく。
⑤最後まで伝わったら、最後の人は伝わって聞いた言葉を回答する。

というような感じです。伝えられるのは1回のみであったり、最後の人はホワイトボードに書いて回答したりなどの細かい設定はお任せします。


アレンジ①長文お題

伝えるお題を長文系にするだけで難易度はアップします。

そして最後まで回ったときに絶妙に変化して伝わっていることがあり、たとえ間違って伝わっても笑いが起きることがあります。

この長文系のお題は例えば

「12月25日のクリスマスでサンタさんからどんなプレゼントもらえるか楽しみ」のような普通に伝わる文でも面白いです。

例として

・今日の時間割は1時間目から順番に国語、算数、社会、外国語、図工です。
・ある日、森の中くまさんと見せかけて鹿に出会った。
・うちのおじいちゃんとおばあちゃんは毎朝10時に縁側でお茶を飲みながら、外を眺める。

などなどです。


その他に、

「先週の土曜日に、山の頂上で、先生は、こたつに入ったまま寝た」のように、よく意味のわからない文にしても面白いです。こんな感じでやる場合は予めカードなんかを作っておいて、その場で決めるのも良いでしょう。

5W1Hではないですが、「いつ」「どこで」「誰が」「何をした」のような形でお題を作れば無限にお題を考えることができます。

例として

・お正月に、路上で、お坊さんが、ダンスをした。
・真夜中に、お台所で、女の人が、かつらを食べていた。
・お祭りの日に、海辺で、おばちゃんが、「たこやきなのにタコがはいってない」と叫んだ

のような感じです。

アレンジ②クイズ

アレンジの2つ目は、お題をクイズの問題文にして伝えていき、最後の人が伝わってきたお題から答えを導き出す方法です。

例えばお題として「パンはパンでも白黒のパンは何だ?」のように問題文を伝えていき、最後の人はその問題文から「パンダ」と答える感じです。

間違って問題文が伝わる可能性もありますが、その場合でもとりあえず何かしらは書いてもらい、答え合わせのときに問題文がどう伝わり、その答えになったのかとおさらいしても面白いでしょう。


例として

・朝に吠えるお花は何の花?  A、朝顔(朝、がおー)
・どんなに頼んでも売ってくれない人の職業は?   A、占い(売らない!)
・買い物メモに「29」と書かれていたよ、何を買ればいい?   A、肉(29=にく)

みたいな感じです。クイズ自体は簡単なほうが良いでしょう。

こんなルールなので、最後の人はやや頭を働かせないといけません。途中でおかしくなった伝言でも何かしら答えなくてはいけないので、回答者の人選が大切です。人選も作戦のうちですね。


アレンジ③あべこべ

上の2つと違い、伝言する言葉は短いですが、短い言葉を反対から読ませて伝言してもらいます。例えばお題が「ふでばこ」の場合、逆さに読ませ「こばでふ」と回してもらいます。そして最後の人は逆さで伝わってきた言葉をもとに戻し、答えを書いてもらいます。

短い言葉ですが、伝言ゲームにすると意外と難しいですよ。


例として

・つぴんえ   A、えんぴつ
・んもえらど   A、ドラえもん
・スイラーレカ   A、カレーライス
・ンマンパンア   A、アンパンマン


などいかがでしょうか。

毎回「ンマンパンア」に子どもたちは笑いながら伝言していきます。


アレンジ④+記憶力

伝えるお題を単語の羅列にし、最終的にいくつ正確に伝えられるかというアレンジです。

このアレンジをするときは、最初の説明の時に「伝言する言葉を忘れてもよい」ということを伝えてください。伝えないと延々と「あと、何があったっけ?」と考え込んで後ろの人に伝わらない場合があります。そして単語の数は3つくらいから始め、1つずつでも増やしていくと良いでしょう。

お題の例として

・ドーナッツ、ぼうし、椅子
・えんぴつ、消しゴム、ランドセル、カーテン、ほうき
・パソコン、おたま、宿題、水筒、山、扇風機
・水道、机、ごみ箱、アルコール、赤白帽子、階段
・アメンボ、デジカメ、体育館、寝坊、ボール、赤ちゃん、ボールペン

お題は同じジャンルのものから考えれば難易度は少し下がりますが、上に紹介したように違うジャンルからの出題の場合、難易度は少し上がります。

アレンジ⑤制限時間を設ける

制限時間を設けるのも難易度をあげる工夫のひとつです。

時間の目安はだいたい、列の人数×5秒+回答時間20秒くらいで良いでしょう。あくまでもめやすですので、どんどん短くしていっても面白いです。


制限時間があるだけで、少しそわそわし正確に伝えられないかもしれません。

そこも面白さかと思います。

まとめ

アレンジいかがだったでしょうか。

伝言ゲームは準備もいらないですし、子どもたちの話す・聞く力を少しだけ鍛えることができるかもしれません。

それに子ども同士の関わりも生まれますので、おすすめのゲームです。

よろしければご参考になさってください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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