先日、ブログのアクセス数を見たところ、意外にも「21ゲーム」が人気なのがわかりました。
お読みいただき、ありがとうございます。まだの方はぜひ・・・。
今回は、倍数の学習や九九の学習でも使える「倍数ジャンプ!」というミニゲームを紹介します。
時間は10分くらいで簡単にできます。特別に準備するものはありません。
ゲームの流れ
①始めに1~20までの数字を黒板に書く。
学年の実態に応じて短くしても長くしても大丈夫です。実践している感じでは、20までが長すぎず短すぎず、ちょうど良いです。
②「○の倍数」と「動き」を決める。
先生は20までの数字を書きました。
今日は1~10までの数字の中から好きな数字を選んで、その倍数でゲームをします。
A子さん、なんか好きな数字はありますか?
「2」です!
ありがとうございます。
では2の倍数での動きを考えます。
B男さん、いい動きはありますか?
え、急に言われても・・・。
拍手とか・・・。
そんな感じで、倍数と動きを決めます。
倍数と動きのくじびきを作って引くのも面白いですね。最初は教師が作って、次回から子どもが作るようにするとこれでひとつのイベントになります。
倍数と動きが決まったところで板書します。
拍手を省略して「手」にしてあります。
板書したら、次にゲームに移ります。
③ゲーム(1回目)
私が「せーの」と言ったら
1から20まで読みましょう。黒板を見てもいいですよ!
さっき決めたように2の倍数のときは、数字を言いながら拍手をするという動きも加えましょう。
最初はこれくらいの難易度で良いでしょう。
・黒板に書かずにゲームをしたり、
・動きのあるときは数字を言わないようにしたりする
などのルールも考えられます。しかし、全員に参加して楽しんでもらうために難易度は低くしましょう。慣れてきたらそういう工夫もありです。
次に、倍数と動きを追加しましょう。
④倍数と動きを追加する。
素晴らしい!上手にできましたね。
次はさらに倍数と動きを加えますよ。
加えたい倍数の数と動きはありますか?
そう聞くと、子どもたちは慣れてくるので、バンバン手を挙げてくれます。
今回は例として5の倍数、ジャンプの動きとします。
決まったら黒板に書き加えます。
ジャンプも省略して「ジ」です。
ここで子どもたちは気づきます。
10や20のように重なっているのはどうするんですか?
いいところに目をつけましたね!
重なっているところは、拍手・ジャンプ同時にします!
えー!
⑤ゲーム(2回目)
という流れでございます。
時間や盛り上がりによっては3回目に言ってもいいですが、実践しているとゲームは2回までが楽しいかもしれません。3回目は急に難しくなります。
このゲームは様々な場面で使えます。使い方によってはこれだけで公倍数などの授業にできるのではないでしょうか。
ぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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