体育や道徳などのちょっとした時間にできる課題解決型ゲームです。
紐なし2人3脚ということで、その名の通り、紐でしばらない2人3脚です。
簡単そうに聞こえますが、実は結構難しいゲームです。
やり方
どのように進めるのか紹介します。
①場所づくり
スタートとゴールを決めます。スタートからゴールまで5mほどあればよいでしょう。徐々に長くしていっても楽しいです。
②2人組をつくる
なんでも構いません。2人組を作りましょう。
③説明
これから2人3脚をします!
・・・・・あっ!!!
どうしました!?
すみません。二人三脚と言いつつ、紐を忘れてしまいました。
ま、なくても君たちなら紐なしでも二人三脚できるでしょう。
やり方です。先ほど組んだ2人組で二人三脚をしてゴールを目指してもらいます。ただし紐はありません。ではどうするかと言うと、二人の息を合わせて足の側面を離さないようにしながら二人三脚で進んでいただきます。足と言っても靴を履いている部分ですね。足の側面以外くっつけることはできません。
不安だからといって、手とかつないじゃだめですよ~
足が離れた場合は、スタートからやり直していただきます。離れたかどうかについては自分たちの判断にお任せします!
ゴールに体すべてが入ったらゴールです。スピードは競いません。全員が心も体も安全にゴールできるといいですね。
何か質問はありますか?
このような感じで説明すれば伝わるのではないでしょうか。高学年向けな説明かもしれませんので、学級の実態に応じて説明を変えてください。そもそも二人三脚って何?というところから必要かもしれません。
④やってみる
うまくできないときは作戦タイムと称し、話し合いの時間をとっても良いでしょう。
なかなか順調にいかない場合、うまいペアに見本を見せてもらいます。うまくいく秘訣やどんな話し合いをしたのかなど聞けるとうまくいかないところにも参考になります。
⑤再度やってみる&ふりかえり
話し合いや見本を通して、再度やってみましょう。それでうまくいけば大いに褒めましょう。
そしてどこのペアも終わったくらいにふり返りの時間を取ります。プロジェクトアドベンチャーの「体験活動のサイクル」の考えをもとにふりかえりを行います。「何があったか」「うまくいったのはなぜか」「どんな気持ちか」など自分たちの取り組みをふり返られるとよいでしょう。
⑥人数を増やす
2人で行っていたところを4人・・・8人・・・と増やしていきます。増やせば増やすほど「最初の足はどっちから?」「声を出す人を決めよう」など話し合いが盛り上がります。
人数を増やしたら④~⑤の流れをしていきましょう。
いかがだったでしょうか。
簡単そうに聞こえますが、意外と難しくて、話し合いもゲーム自体も盛り上がります。
ただコロナの流行に伴い、身体接触ができないとも考えられますので、実施は皆様のご判断にお任せします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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