ここまで①~④と学級内通貨について紹介してきました。前回はデザインについてでした。
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今回はお金の請求・支給をどのようにするかという話を紹介します。
お金の請求・支給ということで、子どもたちは分かりやすく「給料日」という名前で読んでいます。
給料日のめやす
給料日は毎月の月末にしています。
月末にすることでその1ヶ月のふりかえりができると思ったので、そうしておりますが、学級の実態に合わせていただいて構いません。
学級で係活動や会社活動などが盛り上がっている場合は二週間に一回でも良いと思います。私も二週間に一度にしていた時期はあります。二週間に一度だと子どもたちのモチベーションも保ちやすく、新しい活動をたくさん考えてしてくれます。しかし反対にどこか忙しく子どもたちも疲れてくるのがなんとなくわかります。なので私は最近は1月に一度の給料日です。
給料日の流れ
月末の月~金1週間を「給料請求OK」の週にしています。そして金曜日のお昼くらいを目安に給料を渡します。
流れは以下のような感じです。
①請求書を渡す
こんな感じのものを使っています。どうぞ、使いやすいように変えて使ってください。
月末の週の月曜日に、係や会社のリーダーに給料請求書を渡します。リーダーの役割をつくっていない学級の場合、「金庫番」「経理係」という名前をつくってその子に渡しています。
②給料会議
係や会社ごとに時間をとって、今月の給料を決めます。給料の基準は前回の記事で書いていますので参考にしてください。ここをしっかり揃えないと給料の基準のあいまいになり、あまり盛り上がりません。
併せて、その1ヶ月の係としてのふり返りもしても良いでしょう。
③給料支給
月末の週の金曜日の昼あたりに係や会社から受け取った給料請求書をものに給料を配ります。
給料を配るときは、「給料袋」を作って、その中に給料を入れると良いでしょう。
給料袋は100均などで売っていますし、自分で筆ペンで「給料袋」と書いても良いでしょう。
※ポイント
給料を支給するにあたり、紙幣の保管方法を考えても良いでしょう。私の学級では、一人に一つクリアファイルがあるのでそれを活用しています。
中には専用の入れ物を自分で作って使っている強者もいます。
ここまでである程度、学級内通貨が運用できると思います。
学級内通貨についてはもう少しだけ続きますので、よろしければお付き合いください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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