学級ゲーム⑪ゲームを通して人の心に寄り添う!「共感ゲーム」

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最近いくつかの記事では、学級ゲームについて書きました。

教室でできる接触なしのゲームです。よろしければ前のページもどうぞ!


今回も同じように教室でできるゲームです。

その名も「共感ゲーム」です。

・学級がある程度まとまってきた2学期くらいにやるのがおすすめです。

・回数にもよりますが、時間としては5分~45分ほど短くも長くできます。

・考えるのは班ごとでも個人でも面白いです。


早速、紹介していきます。

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共感ゲーム

まず、「回答役」を一人決めます。

A次郎

はーい!ぼくやりたいです!

元気の良い子はやりたがると思いますので、最初の1回はその子にお願いしましょう。

今回は「共感ゲーム」という名前で紹介しているので、それにちなんで「回答役」以外の子たちを「共感役」と名付けたいと思います。



決めたら、回答役に黒板の前に出てきてもらい、全員に説明と質問をします。

それではゲームを始めます。

「共感ゲーム」というゲームです。

ルールは、これからある質問をします。回答役のA次郎さんはその質問の答えを好きに考えてください。

回答者以外の共感役の皆さんは「A次郎さんはきっとこれを書くだろう」と想像し、想像したことを書いてください。

A次郎さんと見事同じ回答ができましたら得点です。A次郎さんに寄り添って考えるのが大切です。

それでは質問をしますね。

「好きな教科は何!?」

えー…。

算数かなぁ…、体育かもしれないわね…。

そんな感じで説明と質問をしましたら、回答の時間をとります。

班ごとであれば、回答はホワイトボードに書いても良いですし、個人で行うのであればノートなどでも大丈夫です。回答役は後でみんなに見せるので大きなホワイトボードなどに書くと良いでしょう。

回答の際は

回答役と共感役が同時に回答を書く場合もありますし、

回答役が書いてから、その表情などを見て共感役が回答を書くというパターンがあります。

個人的には後者の方が好きです。そうすると回答役の書いている姿も想像する材料になるので多少考えやすくなります。


全員が回答を書き終えたら答え合わせをしましょう。

皆さん書き終えましたね。

これから答え合わせをしますよ~。私が「せーの」と言ったら全員上げてくださいね。あ、回答役のA次郎さんはまだ上げませんよ。

それではA次郎さん以外のみんなであげます!せーの!

上げたら、最後にA次郎さんの回答を発表します。ここがドキドキの瞬間ですね!

それではA次郎さんの回答です!せーの!

理科です!

えーーーーーーーーーーーーーーーーー!理科!!!!

「理科」がA次郎さんの回答でした!

「理科」と書けた人!お見事!

こんな感じで進めてきましょう。

今回は1回戦のみの解説でした。ここからの進行としては

・A次郎さんの回答役に固定し、3回戦くらいまで行う。

・1回戦ずつ回答役を変えて3回戦くらい行う。

・ポイント制にして何回戦か行い、共感チャンピョンを決める。

などなど様々な進行の仕方があります。

学級の実態や目的に応じて変えていって楽しんでください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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