夏休みが明けた登校日。教師も子どもも少し重たい足取りで登校してきますよね。ただ、この夏休み明けは「第2の学級開き」というほど、大事な時です。1学期に学級がうまくいかなかった学級は、ここが立て直す最後のチャンスだと先輩が言っておりました。
夏休み明けは提出物や行事などやること多めですが、何より優先すべきは「学校って楽しい」という感情をもつことだと思います。ルールなどの再確認はゲームの中で少しずつやっていきましょう。いきなりルールの話を大量にするとそれだけで気が重たくなる気がします。
8・9月は学級ゲームで温かく楽しい雰囲気をどんどん作っていきましょう。その中でルールの確認であったり、2学期のめあてを考えたりしましょう。
8月末「夏休み活用ゲーム」
夏休み明けということで夏休みの出来事を活用しつつ、人との交流ができるものがいいですよね。余談ですが、先日受けた研修の中でこのゲームが紹介されたのにはびっくりしました…。
こういったゲームを行うにあたり、子どもたちの体験格差について考える必要があります。誰かが傷つくようなことがないよう配慮をお願いします。
第一週「セブンイレブンじゃんけん」
夏休み明けなのでルールが簡単で交流がたくさんできそうなゲームからいきましょう。
第二週「5秒リレーアート」
みんなで何かをすると楽しい!うまい・下手関係なくみんな平等に楽しめる!というゲームです。個人的に大好きなゲームです。
第三週「ペン落とし」
2学期は関係性を深める、集団を高めるなどを意識するかしないかで集団としての成熟が大きく分かれます。そんな関係性を深めるためにも学級ゲームをするわけですが、こういったゲームから信頼について体験的に考えるきっかけがあってもいいのではないでしょうか。
第四週「タッチボール」
2学期最初の課題解決型ゲームにこんなゲームはどうでしょう?準備も楽で、会話も生まれ、自分たちの成果も目に見えるおすすめのゲームです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
2学期のスタートダッシュをするか否かで、2学期の学級の伸びは大きく変わります。2学期は行事も学習も盛りだくさんで慌ただしいですが、せっかくならこういったゲームに頼りながら、学級をより良いものにしていってほしいと思います。学級が成長していくと授業も行事も楽しく、価値のあるものにつながっていくはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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