ついに学級ゲームも50個まで来ました…。感慨深い。
50個目は私の大好きな課題解決系ゲームを紹介しようと思います。「パチパチリレー」というゲームです。
おすすめポイント
・準備なしで課題解決系ゲームができる!
・場所も教室、グラウンドなどどこでもできる!
・作戦タイムをとってそれにより記録が短くなるなど、話し合い→成功の体験ができる!
・目標タイムを設定し、それを超えるとすごく嬉しい!学級全体の肯定感が少し上がる!
準備
・ストップウォッチ
・黒板、ホワイトボードなど書くもの
流れ
⓪子どもたちを何でも良いので円にする。
①説明
これから「パチパチリレー」というゲームをします。
簡単に説明しますと、拍手を全員でつないでいき、いかにタイムを短くできるかというゲームです。
まずはスタートを決めます。どなたかスタートをしたい人はいますか?
はーい
A次郎くん、立候補ありがとう!
ではゲームの説明をします。まずはA次郎くんが1回拍手をします。そうしましたらA次郎くんから時計回りに1人1回ずつ拍手をしていきます。
そして最後の人が拍手し終わったらゴールです。「スタート」の合図から最後の人が拍手をするまでの時間が記録となります。
これだけでのゲームですが、何か質問はありますか?
ではとりあえず1度やってみましょう。
②何回かやってみる
この時、1回1回タイムを計って教えてあげましょう。次の目安になります。
③目標を設定する
ルールはわかりましたね。
このゲームは「いかにタイムを短くできるか」というゲームです。
ではみなさん、このゲーム何秒でのゴールを目指したいですか?
そのような感じで目標タイムを決めさせましょう。
④作戦タイム
目標タイムに向けて何回かやってみます。すんなりできてしまった場合は、さらに高い目標にしましょう。「できるかなぁ」くらいのタイムがいいでしょう。目標を新しくしていくと、うまくいかなくなることがあります。そのときは作戦タイムをとり、タイムを短くするための作戦を練りましょう。
私の経験上、人数×0.1のタイムがかなり難易度が高く、いい目標になると思います。
⑤作戦タイムとチャレンジを繰り返す
目標が高くなればなるほど、クリアできない可能性もでてきます。それでも時間には限りがありますので「最後3回のチャレンジで終わりにしよう」という声かけをすると集中力はかなり上がります。
⑥ふり返り
成功・失敗にかかわらず終わりましたら、ふりかえりをしましょう。プロジェクトアドベンチャーの体験活動のサイクルを参考にできるといいのではないでしょうか。
アレンジ例
このゲームは拍手でリレーをするのを例として出しましたが、様々なアレンジができます。
・拍手1回でなく2回
・足踏み
・ジャンプ
・右足→左足とステップ
・声
このような感じで拍手以外のものでもリレーをするとタイムも変わりますし、作戦も変わってきます。
他にも、床に寝っ転がり両手をお隣さんの前に広げるアレンジもあります。このやり方は自分の順番を把握するまでになかなか時間がかかり、最初はあたふたしますが、最初のタイムと最後のチャレンジのタイムが大きく短くなるので達成感も大きい工夫です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
手軽にドラマが生まれる超おすすめゲームです。毎年やっています。
今回で学級ゲームが50個になりました。ぜひいろいろチャレンジしてみていただいて、少しでも学級の雰囲気が良くなれば幸いです。
本当にここまでお付き合いいただきありがとうございました。
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