学級の「しなければ誰かが困ること」を細分化し、1人1役の当番活動にするのがおすすめです。当番活動が習慣化すると担任がいなくても1日を落ち着いて「いつものように」過ごすことができます。
詳しくはこちらの記事から
しかし「どんな当番をつくれば良いかわからない・・・」という方もいらっしゃると思います。
そして前の記事で紹介した当番だけでは、皆様の学校の実態と合わない場合があり、当番活動をうまく導入できないことがあります。
ということで、当番の例をダーっと紹介していきます。その中からできそうなもの、良さそうなものがあれば取り入れてみてはいかがでしょう。分けたり、合わせたりなど実態に合わせてみてください。
1人1役の例
- 換気 朝
- 換気 中休み
- 換気 昼休み
- 学習予定調査1・2時間目(その日の学習の内容や持ち物、教室を調べる)
- 学習予定調査3・4時間目
- 学習予定調査5・6時間目
- 学習予定調査教科(特定の教科で分けて調査を行う)
- 朝おたより(朝学校に来たら配布物を職員室に取りに行く)
- 日付(黒板に今日の日付を書く)
- 予定(1日の予定を書く)
- 宿題チェック①(全員が宿題を出しているかを確認)
- 宿題チェック②(2人でやると楽)
- 健康観察板運び(健康観察板を保健室まで運ぶ)
- 連絡帳消し(黒板に書かれた連絡帳の内容を消す)
- 朝CD(朝の歌のCDをかける)
- 歌詞貼り(朝の歌の歌詞を黒板などに貼る)
- はてなチェック(ハンカチ・ティッシュ・名札を持ってきているかチェック、号車ごとに分けても良い)
- 配り物(個人的には当番にすると、大変になると感じる)
- チョーク補充(チョークがなかったらもってくる)
- 1時間目黒板消し
- 2時間目黒板消し
- 3時間目黒板消し
- 4時間目黒板消し
- 5時間目黒板消し
- 6時間目黒板消し
- チョーク粉掃除
- 鉛筆削り掃除
- 黒板消しクリーナー午前(黒板消しをきれいにする)
- 黒板消しクリーナー午後
- 給食お知らせ(今日の給食をお知らせする)
- 給食当番チェック(給食当番が手洗いうがい、着替えをしっかりしているかチェック)
- いただきます(一言プラス「いただきます」)
- 残食チェック(「野菜が残っています!」と残っているもののお知らせ)
- ごちそうさま(一言プラス「ご馳走様でした」)
- 机送りチェック(清掃がある日に机を送り忘れていないかチェック)
- 昼CD(歯磨きの音楽や給食中のBGMを流す)
- 給食片付け確認(給食当番が片付け忘れていないかチェック)
- 帰りおたより(帰りの会の前に配布物を取りに行く)
- 落し物チェック(落し物置き場に置かれる落し物の持ち主を見つける)
- 当番チェック(当番がしっかり行われているかチェック)
- 窓の開け閉め
- 電気のスイッチ
- TVの電源・チャンネル
- 掲示物チェック(教室内の掲示物の更新)
- 本棚整理
- マグネット直し
- 先生お手伝い(1日1回先生のお手伝いをする)
- 手洗い・うがい確認(掃除の後に手洗いうがいしたかの確認)
- 帰りの支度タイマー(帰りの支度~帰りの会までのタイマー設定)
- 帰りのジャンケン(全体の「さようなら」の後のジャンケン)
まとめ
いかがだったでしょうか。
当番活動は私の経験上、自治的な学級集団を作る上で良い取り組みだと実感しています。
ただ、当番活動がないからといって学級がうまくいかないわけでもありません。当番活動なく自治的で素敵な学級はたくさんあります。導入は先生方が目の前の子どもたちを見て判断してください。
習慣化させるためには下のような取り組みもおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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