教師向けの書籍を読んでいると「1日に1回は全員と話そう」というのが書いてあることがあります。学級の人数が多かったり、時間がなかったりするとなかなか難しいですよね…。
今回は子どもたちと話すとまではいかなくても、1日に3回ひとりひとりの子どもと絡むことのできるシステムを紹介します。絡むことができれば、そこから会話に発展することもできますので、おすすめです。
絡み①「朝のあいさつ」
子どもたちと個人的に朝のあいさつをしましょう。
挨拶するために、
②教室で待っていて来る子にあいさつをする。
の2つがあります。私は②をしています。
大切なのは、ただ「おはよう」と言うだけでなく、「○○さん、おはよう!」とその子を見て声をかけましょう。
視線を送り、名前を言ってあげることで、「あ、先生は自分のこと見てくれている!」と少しは感じてくれるはずです。
絡み②「連絡帳返し!」
先日、「連絡帳の書き方」という記事を書きました。
↑クリックして前の記事もどうぞ!
その中で「日記を書く」という話題を出しましたが、その日記にコメントを書いて返事をしてあげましょう。コメントを書くと喜びますし、連絡帳をおうちの人に見せる確率が高くなります。毎日全員分の連絡帳にコメントをするのはなかなか大変ですが、その分、子どもたちとの絡みができて楽しいですよ。
連絡帳でない場合は、1日に1度どこかの授業でノートを集め、コメントできると良いでしょう。
絡み③「さようなら」
朝のあいさつと同じように帰りの「さようなら」も言いましょう。
帰りの会における一斉の「さようなら」もありますが、今回の「さようなら」は個人に向けたものです。
具体的に言いますと、
帰りの会が終わった瞬間に、玄関もしくは教室の出口など、全員が通るところに行きます。そして
「○○さん、さようなら!」「○○さん、また明日!」とその子を見て声をかけましょう。
気になる子がいれば、個別にあいさつだけでなく話題をふっても良いでしょう。何かあるとそのタイミングでお話ししてくる子もいます。
少し大切なポイントとしては、子どもたちのあいさつを見て気分よく下校できるかをチェックしておくことです。「あら、なんか元気ないなぁ」と感じたら、次の日気にして見てみましょう。
まとめ
②連絡帳のお返し
③帰りのあいさつ
これで1日3カラミをシステム化してしまいましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント