係活動盛り上がっていますか?
係活動は決めるときやポスターづくりは盛り上がりますが、その後何もせず放っておくと活動が停滞してしまいます。そうならないためにも、係活動から学級を盛り上げていくためにも、引き出しをもっておきましょう。
今回は、そんな引き出しを5つ紹介します!
①時間をとる
まずは係活動のための時間をしっかりとりましょう。
できれば週に15分でも係活動のために時間が取れると良いです。しかし日々の忙しさに追われ、なかなか時間がとれないのが現状ですよね。その場合、何かで空いた5分でもいいので
5分しか時間はないけど、係のメンバーで集まって次の活動の話をしてきましょう!どうぞ!
と言うと、短い時間ではありますが、係活動について考える時間がとれます。たかが5分ですが、そこで次にやることが決まれば、休み時間などに行動を起こすことができます。大切なのは、時間をとって「何をするか」のベクトルを決めさせることです。
②シールを貼る
活動をしたら、シールを貼ってあげましょう。
シールを係のポスターに貼っておくと、どの係が何回活動したのかが視覚化できます。ただこの方法の場合はシールを貼る基準を考えると良いと思います。「活動1回につき、1枚のシール」とすると、係ごとに1回の活動の重みが違うので、差が出てしまうことがあります。
③ふりかえりをする
1ヶ月に1度ふりかえりの時間をとりましょう。
「今月の活動内容は何をしたか」、「成果はどうだったか(活動によって学級をどう盛り上げられたか)」、「次の活動をどうするか」、などを時間をとってまとめさせると良いかと思います。
それを学級に掲示しておくことで、お互いの刺激になります。
④面談をする
休み時間などを使い、教師と子どもで係活動に関する面談の時間をとりましょう。
パターンとしては
①リーダーのみと面談
②係メンバー全員まとめて面談
というのがあります。
そこで、③で書いたような 「今月の活動内容は何をしたか」、「成果はどうだったか(活動によって学級をどう盛り上げられたか)」、「次の活動をどうするか」 を聞きましょう。
大切なことは面談のときにポジティブな言葉をかけてあげることと、悩んでいたら相談にのることです。忙しくて何も活動できなかったにしても、その面談を通して、次の活動へ見通しがもてれば良いと思います。何も活動が浮かんでいないのであれば教師が相談にのってあげれば良いのです。
係活動は自由で創造的な活動だからこそ、教師が子どもの背中を押してあげましょう。
反対に「なんで何も活動していないの?」「この前の活動は…」などと圧迫面接にならないようにしましょう…。それだけで意欲が削がれます…。
⑤学級内通貨を作ってみる
係活動をする→学級が盛り上がる→報酬がもらえる
という仕組みを作ることで、やる気になる子がいます。そういう子のために学級内通貨をつくってみるのもひとつの手です。
学級内通貨については以下のリンクに導入から使い道までまとめてみましたので、どうぞご覧下さい。
まとめ
いかがだったでしょうか。
係活動を盛り上げることは学級を盛り上げることにもつながります。
「できそうだ」ということがありましたら、ぜひ取り組んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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