年度末を豊かに過ごす!学級じまいアイディア集!

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皆様は「学級じまい」に何か思い出に残るような活動はしますでしょうか?

ここで言うの「学級じまい」とは、担任含めその年の学級で過ごす期間が残り少なくなってきた年度末の期間を指しています。新年度に学級開きを行った反対で、年度末には開いた学級が閉じるという位置づけで「学級じまい」と言われることがあります。

この学級じまいの期間というのは、次年度にクラス替えを控えているとなんだかもの寂しい気がしますが、大変な一年を過ごした学級では「早く終わってくれ~」なんて雰囲気になることもあるのではないでしょうか。

そんな学級最後の期間の過ごし方は学級のそれまでの文化や雰囲気が顕著に現れる期間でもあります。そんな中で、「この学級最後の思い出を作りたい」という流れができることがあります。今回はそんな学級じまいで行う活動のアイディアを紹介いたします。

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留意点

アイディアを紹介します!と言いつつ、実は私は学級じまいはあまり大々的に活動はしないようにしています。詳しく言うのであれば「教師側から何か仕掛けることは積極的にしない」ということです。最後の最後の学級じまいまで担任がおぜん立てをしすぎてしまうと、来年度「昨年度は良かった」「昨年の担任はこんなことをしてくれた!」というように次の年も前年度を引きずってしまうような好ましくない影響がでる恐れがあります。それならば学級じまいという期間に何かしら特別な活動はしなくとも、残り時間をゆったりと過ごし次年度にバトンタッチしたほうがいいような気もします。

ですので私としては、あくまでも子どもたちからの発案や計画でこの学級じまいというのが動いてほしいなぁと思っております。

①学級じまいカウントダウン

学級じまいに向けてカウントダウンをしながら、メッセージを交換し合う活動です。個人的には好きな活動なので、私発案になってしまいますが、毎年行っている活動です。

教師からもメッセージを書くことで、子ども達への立派なプレゼントになります。

②学級ミュージックビデオづくり

みんなで1つのミュージックビデオのような動画を作成する活動です。1人当たりの時間は短くとも個性あふれる見ごたえのある動画になります。

<作り方>

①題材となる曲を1つ選ぶ。

②その曲の時間÷学級の人数、をして1人当たりの時間を決める。※例:4分(240秒)の曲÷学級の人数(30名)=1人当たり8秒(8秒未満ならOK)

③1人当たりの時間8秒で動画を作成してもらう。

・必ず自分を映すこと
・音声は入れない(入ってしまう場合は編集で消す)
・自分の得意なことなどを8秒に収める

※撮影は2人1組、グループ内で撮影すると撮ってもらいやすい。

④ ③で作った動画を教師に送ってもらい、全員分つなぎ合わせて曲に合わせるように編集する。

⑤みんなで鑑賞会

③学級ソングづくり

学級での思い出や自分たちの良さを歌詞にします。できた曲を歌うのも1つ楽しさです。

<作り方>

①学級で1つ曲を選ぶ。

②その曲の歌詞を学級オリジナルにする。

・1つ1つ歌詞を全員で考えると時間がかかるため、グループごとにAメロ、Bメロなどと担当を決めて歌詞を考えるのがスムーズ
・個人名を出してもいいのか、など細かい部分は学級裁量で。

③歌詞ができたら歌詞カードを作る。

④歌詞カードができたら全員に配る。(大きな紙に書いて掲示するでもOK)

⑤何度か練習し、学級最後の日に歌って終わりにする。

④学級旗づくり

学級オリジナルの旗を作ります。学級旗というと年度の始まったころに作るというのが多いかもしれませんが、最後に作るというのも1つ思い出深くなります。

<作り方>

①デザインを決める。(学級じまいとして作る場合は1人1つイラストを旗に書く、でも良い)

②大きな布を用意し、そこに書いていく。

③完成したら掲示する。

④最後の日に掲げる。もしくは等分して1人1人に記念として渡す。

むかーし作ったときは子どもたちの希望で1人1つの旗にしました。「学級目標」「学級オリジナルキャラクター」を必ず書くということにして作りましたが、こういうのもありだと思います。

⑤子どもたちの授業

学習内容がもし終わっていて余裕があるのであれば、子ども達が教師役となって授業を行うというのも面白いですよ。

私の学級でも授業をしてくれた子たちがいました。最近ですと、6年生がプログラミングの授業をしてくれました。これがまた私にとっても学びのある授業で、私も子ども達と同じように子ども用の席に座り授業を受けました。

準備などは教師のサポートも必要かもしれませんが、こういった活動もなかなかおすすめです。

⑥好きなところで過ごす

子どもたちの中から、好きな席で過ごしたいという声があるがることがあります。これまでの経験上、学級じまいが近くなるとこういった声が上がるような気がします。

こちらの記事を参考にいつもと違う方法で席替えをするのも楽しいでしょう。昔は学級じまいの時期にExcelでランダム席替えの仕組みを作り「毎日席替え」とかいってやっていた時期もあります。

個人的には上の記事の「⑤完全フリー」のような座席も学級じまいではありだと思います。学級の状態に依りますが。

⑥ラストお楽しみ会

なんといってもやっぱり学級じまいには「お楽しみ会」というのが定番でしょうか!

子どもにとってもなじみがあり、提案しやすい活動です。

学級じまいとして行うのであれば、子どもたちが準備するという流れが学級の最後を飾るのにいいのかもしれませんね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

学級じまいに特別な活動は無理に仕掛けなくても良いという立場ですが、こうして記事を書いているとなんとなくこういった活動もわくわくするものです。

ただ、やはり学級の主役は子どもたちであることを忘れず、学級じまいという期間を大切にしてほしいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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