4月は学級づくりにおいて超重要な一か月です。黄金の3日間や3・7・30の法則、90日システムなどなど、4月に学級づくりをする重要性を説く書籍は山のようにあります。
私自身の経験から言うと、4月にスタートダッシュをし損ねると年間を通して苦しい思いをすると思っています。特に荒れた学級をもつ場合、立て直しを図るには4月しかないとも考えています。それほどに4月は重要な1か月です。
さて今回は4月にゲームをするならどんなゲームが良いのかということを紹介します。4月はこれに限らずゲームをどんどんやって「今年の学級・先生は楽しい!」と感じさせたり、学級で大切にしたいことを体験させたりするのが良いでしょう。
想定としては週1回ゲームを行うことを想定しています。それを4週分です。そのうち1回は課題解決型のゲームを入れます。
第一週「30秒じゃんけん」
滑り知らずの鉄板ネタです。このゲームを通して「みんなで交流すると楽しい雰囲気になる」というのを体験させます。目的次第で声掛けもアレンジも変わるので一発目のゲームに最適だと私は考えます。
第二週「予告じゃんけん」
先生の話をよく聞くこと、姿をよく見ることなどの良さを体験的に学べます。ちょっとした謎解き要素もあり、答えが分かると誰かに伝えたくなるのもおすすめポイントです。
第三週「チェンジ3」
「予告じゃんけん」と同じような感じではありますが、今度は子どもにも前に出てきてもらいます。それにより、少しずつ子どもも巻き込んでゲームができます。
「予告じゃんけん」にせよ、「チェンジ3」にせよ、参加へのハードルが低いというのもおすすめポイントです。この2つのゲームは参加しなくても目立つことはないです。ですからゲームへの参加に抵抗がある子も参加したければ一生懸命見ますし、参加するのに不安がある子はひっそりできます。そういうゲームの方が学級への安心感を高める場合もあります。
第四周「ぱちぱちリレー」
初の課題解決ゲームはこれ!体験活動のサイクルや成功体験などが手軽に、そしてたくさん味わえるので最初の課題解決型のゲームとしてぴったり!
4月にタイムを記録しておき、学年の最後にその記録に挑戦するなんていうのもドラマチックかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
どのゲームも5分程度で行えるものばかりですが、週に5分でもゲームの時間をとると、それだけで新学期の緊張の息抜きにもなりますし、学級の雰囲気が良くなります。
とてもおすすめです。ぜひチャレンジしてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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