準備なしで手軽にできる「回れ!右!」というゲームです。呼び方は何でもよいです!単純に「ぐるぐるゲーム」とかでもいいです。
おすすめポイント
・準備なし、しかも短時間でできる。
・頭と耳を使うので、考えて動く練習にも少しなる。
・失敗しても笑って終われる。
準備するもの
・なし
・場所はどこでもOK。みんなが両手を広げてぶつからない程度の広さがあると良い。
・並び方は教室のように全員が前を向いていると良い。
・「右向け、右」「左向け、左」「回れ、右」の動きがあらかじめできるとスムーズにできる。
流れ①シンプルバージョン
みなさん、前を向いていますね。これから私が号令をかけますので、そのように動いてください!
・回れ、右!
・右向け、右!
・左向け、左!
・1回転!(あってもなくても!)
※「回れ、右」などを知らない場合は、ここで練習しても良い。
ばっちりですね!
では次に目を閉じてもらいます。目を閉じた状態で今と同じように「回れ、右」などをしてもらいます。さあぁ正しく動くことができるますかねぇ~
では目を閉じましょう!
このような感じで目を閉じた状態で先ほどと同じように動いてみます。
目を開けましょう!
正しく動けていればみんなと同じ方向を向いているはず!
では次にまた目を閉じてもらいますが、今度は先ほどよりもたくさん号令を出していきますよ!
このようにして目を閉じた状態にし、先ほどよりもたくさん号令を出します。そして終わったら目を開けさせます。すると子どもたちはいろんな方向を向いていて、目を開けた瞬間に笑いが起きます。
流れ②笛バージョン
今は「回れ、右!」などの言葉の号令で動いてもらいましたが、次は言葉ではなく、笛の合図で動いてもらいます。具体的に言えば
・ピッ で「右向け、右」
・ピッピッ で「左向け、左」
・ピッピッピッ で「回れ、右」
・ピーっ! で1回転
です。実際にやってみましょう。
このように説明し、まずは目を開けた状態でやってみましょう。慣れてきたら目を閉じてやってみます。先ほどよりも混乱が起きます!
流れ③暗号バージョン
次は号令を暗号にします。みなさんは好きな果物はありますか?
いちご!
ぶどう!
バナナ!
パイナップル!
ありがとうございます。では次のようにします。
・いちご と言ったら「右向け、右」
・ぶどう と言ったら「左向け、左」
・バナナ と言ったら「回れ、右」
・パイナップル と言ったら1回転
ではやってみましょう。
という感じで指示を全く別の名前に置き換えてしまいます。今回は果物でしたが、カレーの具材でも野菜でも人の名前でも何でもいいですよ。
このバージョンは目を閉じなくても難易度はとっても高いので、目を閉じるかどうかは実態に応じて判断ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。手軽にできるゲームです。
このゲームはどうしても失敗することがあります。「失敗しても大丈夫」という雰囲気づくりや声掛けがあると良いでしょう。
そして目を閉じることに不安感をもつ子もいるので、「心配になったらこっそり開けてもいいよ」と言ってあげられると安心するのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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