夏休み明けの初日にこんなゲームはいかがでしょうか。
いろんな先生がいろんなアレンジでやっている夏休み明けのビンゴゲームです。
ビンゴのデータは一番下にありますので、記事を読んでからダウンロードをお願い致します。
おすすめポイント
・たくさんの人と交流ができる。
・簡単な交流なので、コミュニケーションが苦手な人も取り組みやすい。
・名前を呼ぶ、あいさつ、お願い、お礼など学級生活で基本的なことのおさらいができる。
用意するもの
・ビンゴプリント(下でダウンロード可)
・筆記用具
ゲームで大切なこと
流れは下で紹介しますが、このゲームをするにあたり、大切にしたいところは
・名前を呼び合うこと・・・「A次郎さん!やろう!」
・あいさつをすること・・・「2学期もよろしくお願いします!」
・お願いする・・・「サインお願いします!」
・お礼をする・・・「ありがとうございました!」
という部分です。
こういったやりとりはこのゲーム限らず、日常のコミュニケーションでも大切なことです。ゲームを楽しむのも大切ですが、せっかくならこういったところの大切さを話してからゲームに入ると2学期の学級のあたたかさにつながるのではないでしょうか。
流れ
具体的な流れはプリントにも示しておきますが、おおよそ次のような感じです。
B子さん、やろう!
はーい!
B子さん、2学期もよろしくお願いします!
A次郎さん、こちらこそよろしくお願いします!
ここでじゃんけんをします。
じゃぁ質問するね。B子さんは夏休み花火をしましたか?
はい!しました!
いいね!じゃぁここにサインをください!
質問の内容がyesであればサインをもらいます。
ありがとう!
じゃぁ私から質問するね。
A次郎さんは、夏休みに肝試しをしましたか?
きもだめしは・・・・
してません!
そっか~!
このように質問に当てはまらなければサインはもらえません。
このように2人が1回ずつ質問をし合ったら、「ありがとうございました。」と言って、次のペアを探しにいきましょう。
1つでもビンゴが出たら先生のところに見せに来させましょう。
もし夏休み明けの景品などがあれば渡してもよいかもですね。
1ビンゴ終わったら、次のビンゴを目指すようにさせ、時間いっぱい交流をさせましょう。
この交流も1人1回限りでもよいですし、2・3回までならOKなどの制限を作るのもいいですね。人数の多少に合わせて変更してみてください。
時間になったら座って、みんなで答え合わせのように「今年、バーベキューした人!?」と聞いていってもいいですね。そこでエピソードなどを話させるとそれだけで夏休みの思い出が共有できます。
そんな思い出トークを語らせるときも次のような「聴き方」をおさらいしておくと2学期のスタートダッシュに良いのではないでしょうか。
プリントダウンロード&まとめ
お待たせしました。ビンゴのプリントデータです。
質問項目やルールは学級に応じて変更ください。絶対この形で使ってほしいというわけではございません。
追記(必ず読んでください)
先日、読者の方から「このゲームは家庭による体験の格差を考慮していない。夏休みにこういう体験ができていない児童もいるのに可哀そうである。」というメッセージをいただきました。
子どもたちの家庭には様々な事情があると思います。ぜひこのページを読んでくださっている皆様もこのゲームをやってみる前に少し立ち止まって考えていただき、実施の是非を考えていただければと思います。
まとめ
手軽で楽しいゲームですが、そこに教師の目的があると声かけやルールの工夫も変わってくることでしょう。
特にこのゲームは「学級で大切にしてきたこと」を思い出し、実際に体験的にやってみるのに役立つゲームです。ぜひお役立てください。
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