学級ゲームも㉟まで来ました!つまりこのサイトを見て1週間に1つずつのペースで学級ゲームをやっていってもおよそ1年はもつということになります・・・。ぜひお役立てください!
さて、今回は
正しく伝えているつもりでも、聞いている側からすると別のイメージになってしまう。
そんなすれ違いを楽しさにできるゲームです。
おすすめポイント
・正しく伝えることの難しさがゲームを通してわかる。
・聞いている側は、伝える人がどんなことを伝えようとしているかを考えながら聞くことができる。
・完成した絵を見ても楽しい雰囲気になれる。
準備するもの
・一人1枚の用紙(2問以上する場合は、用紙がもっとあっても良いでしょう)
・お題のイラスト
・タイマー
流れ
①グループを作る
4人組くらいがちょうど良いですが、学級全体でやっても楽しいです。
②伝える役を決める
グループであっても、全体であっても「伝える役」として1人決めましょう。
③伝える役に紙を渡す
他の子どもに見えないように伝える役にお題となるイラストを渡します。例として下のような「いら〇とや」の人物イラストでよいと思います。写真でも良いですが、写真にするとかなり難易度が上がります・・・。お題は人物イラストでなくても動物やキャラクターなどでも大丈夫です。学級の実態に応じて選んでください。
④伝える役以外の子に白紙を渡す
⑤ルール説明
それでは準備が整いましたので、ゲームを始めます。
これから伝える役の人がお題の紙に描かれているものをみなさんに伝えます。ただし見せることはできません。言葉だけでどんな絵なのかを伝えます。聞いている人たちは伝える役の人の言葉を頼りに絵を描いてください。
聞いている人たちは制限時間内であれば伝える役に質問をしてもOKです。
説明は以上ですが質問はありますか?
このような感じで説明をします。
この後ゲームを行いますが、制限時間は3分程度で良いと思います。
⑥ゲームスタート!
⑦答え合わせ&見せあい
描けましたでしょうか。
これから伝える役の人はもらったお題の紙を、他の人は自分の描いたものを見せあっていただきます。が!大切なことがあります。
友達の絵を見て、相手が嫌な気持ちになるようなことは言いません。このゲームは上手、下手、合っている、合っていないを競うものではありません。今回のゲームは言葉を聞いて描くゲームでしたので、たとえ答えとかけ離れたイラストを描いたとしても、それは伝える役の人の言葉を聞き取って一生懸命「こうかなぁ」と考えて描いたものですので、それだけで素敵なものです。
せっかくなら見せ合うだけでなく、お互いのイラストの良いところなどを言い合えたらいいですね。では見せ合ってみましょう。
このような感じで話してから見せ合いましょう。
見せ合ったあとに何かしら教師の語りがあっても良いでしょう。
⑧2回戦へ
このような感じで進めると2回目のゲームは伝える役の人をやりたい人が増えるはずです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
伝える・聴くというコミュニケーションの力を少しだけ育てることができるゲームです。伝える難しさを考えると高学年向きかと思いますが、経験上、中学年以上でも盛り上がります!
ぜひお試しください。
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