国語のスキマ時間や授業開きに使えそうな国語のネタです。
この活動では、「漢字・カタカナ・句読点、括弧、言葉の使い方を知ることで、分かりやすく読めるようになる」ということに気付くことをねらいとしています。
想定としては低・中学年を想定していますが、高学年でも楽しいかもしれません。
イメージ
進め方のイメージとしては、
①下の文を子どもたちに見せる。
②どういう文なのかを考える。
③どう書き直せば分かりやすくなるか考える。
④書き直してみる。
⑤最初の文と比べて分かりやすくなったかどうか見比べる。
(⑥授業開きでやるなら最後に「ひらがなだけだと分かりづらくなることもあるから、ひらがなだけでなくカタカナや漢字、句読点、文の表現などを学んで分かりやすく書けるようにしましょう」と伝えると良いでしょう。)
というのがセットです。個人で行うか、ペアで行うか、グループで行うかはお任せします。目的に応じて活動の流れは変えて構いません。
ちなみに下で紹介する文はChatGPT君が考えてくれました!
例題
①はははははははとわらった。
書き直すと「母は『はははは』と笑った。」という文になります。
②にわにはにわにわとりがいる。
言葉遊びなどで知っている子もいるかもしれませんね。
「庭には2羽にわとりがいる。」
③すもももももももものうち。
これも言葉遊びで使われますね~。
「李(スモモ)も桃も桃のうち。」
④しかししかしかいないししかたない。
「しかし、鹿しかいないし、仕方ない。」
「、」が多すぎて不自然かもしれませんが、もとの分よりは分かりやすいかもしれないです。いきなり「しかし」とくるのも少し違和感ですので、参考までに。
⑤とうふとふうとうをふうふがみる。
「豆腐と封筒を夫婦が見る。」
文としては全く意味が分かりません。しかし漢字にするとわかりやすいですね。
⑥なかなかなかないかなりあはかなりれあ。
「なかなか鳴かないカナリアはかなりレア。」
こちらも文としてよく分かりません。
⑦とまととまとととどをままがまつ。
「トマトと的とトドをママが待つ。」
どういう状況やねん。
⑧おもちゃとおもちとおちゃをおまちのおやじ。
「玩具(おもちゃ)とお餅とお茶をお待ちのオヤジ」
想像するとなんだかおもしろい光景ですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
大人でも「?」となるようなものもあったと思います。
この活動を通して「ひらがなだけだと分かりづらいんだなぁ」と気付き、文字の学習へのやる気が少しでも見えてくればいいなぁと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント