個人的に課題解決型ゲームの「パイプライン」が大好きなのですが、「忙しくて、その道具を用意するのが大変だ!」と言われたことがあります。
そこで今回はパイプラインにちょっと似ているけど、準備の少ないゲーム「ボール運び」を紹介します。用意するのはほぼボール1つなのでやりやすいはずです。
用意するもの
・ボールをグループに1つ
・5~10人程度のグループ
・以下のようなコースを用意
ルール
これから「ボール運び」というゲームをします。
ボール運びというくらいですから、ボールを運んでもらうゲームです。みなさんは今スタートラインにいます。そこから後ろあるコーンをぐるっと回ってこちらに帰ってきてもらいます。帰ってきたらゴールです。
ボールの運び方にはルールがあります。
①ボールは両手でもって、相手に両手で渡す。
②ボールを持ったら、その場からは動けない。
今はスタートラインに並んでもらってますが、先頭から後ろにどんどんボールを回していきます。そうしますと一番後ろの人にボールが渡されますよね。しかし、その後ろに誰もいなければボールは止まってしまうか、前に回すしかなくなります。ではどうしたらいいのか。
ボールをもっていない人が動いて、一番後ろの人の後ろにいけばいいんだ!
ボールをもっていない人がどんどん後ろに回ればいいんだね!
そのとおり!ボールをもっていない人がどう動くのか、がポイントになります。ちなみにボールを落とした場合は最初からやり直しです!
えー!
※今回は高学年を想定し、「ボールを落としたらやり直し」にしましたが、ボールを落とした時の対応はお任せします。
※ゲームの目的を何にするかでゲームの説明も変わります。「他のグループとの競争」「タイムの短縮」などなど、それに合わせた説明をしてください。
やってみよう!
このようにルールを説明した後やってみましょう!
やってみる→もっと早くできるか話し合う→やってみる→話し合う…→やってみる→振り返り
のようにできるとより効果がでるのではないでしょうか。もし、うまくいかない場合は、うまく運ぶ視点として以下のような視点を教えるのもいいでしょう。
・並び方
・体の向き
・人の間隔
・渡し方(かけ声)
まとめ
いかがだったでしょうか。
シンプルながらも工夫のしがいがあり、話し合いや試行錯誤がたっぷりできるゲームです。学級のゲームではなく、職員レクとしても盛り上がると思いますよ!
ぜひやってみてください。最後までお読みいただきありがとうございました。
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