これまで紹介してきたゲームと少し違ったタイプのゲームを紹介します。
その名も「大声勝負!」です。その名の通り、声を出して勝負をします。
おすすめポイント
・やんちゃ坊主たちが大活躍できる。
・学級の状態をみるのにも役立つ。
・単純に声を全力で出すのはストレスの発散になる。
新年度当初にやるよりも学級に慣れてきたころの方がおすすめです。理由としては全力で大声を出す、というのは精神的にハードルが高いからです。
用意するもの
・なし
・役割を2人決める(出題者1名、回答者1名)
・大声を出すので、体育館やグラウンドなどの広いところで行うのがおすすめ。
隊形
・次のような隊形になる。
矢印は人の体の向きを表しています。
「出」は出題者、「回」は回答者を表しています。
流れ
これから大声勝負というゲームを行います。
誰と誰の勝負かと言えば、出題者であるA次郎さんと回答者であるB太郎さんペアとその他のみなさんとの勝負でございます。
どのように勝負するか説明します。
まずA次郎さん・B太郎さんが勝つにはどうしたら良いかを説明します。私がこれからA次郎さんにだけ秘密の言葉を教えます。その言葉をB太郎さんに伝えることができたらA次郎さん・B太郎さんの勝ちです。
その他の皆さんはどうするかというと、2人のことを声で邪魔してください。
制限時間は10秒です。10秒の中でA次郎さんの伝える秘密の言葉が何かB太郎さんが分かったら2人の勝ち。聞こえないように邪魔出来たらみんなの勝ちです。
ただし条件があります。①全員その場から動くことはできません。②邪魔する人たちは「わー」しか言ってはいけません。③A次郎さんも他の人も10秒の中であれば何度声を出しても良いです。
・いきなり行うと、邪魔する側の人たちは声が出ないことがありますので、場合によっては練習してから行う方が良いこともあります。
・秘密の言葉は3,4文字が声が出しやすくちょうどいいです。
・もし邪魔する方が強すぎる場合は、次のゲームで出題者の方に体を向けても良い、メガホン使用可などの追加ルールがあっても良いです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
学級の雰囲気が良ければ良いほど、このゲームは盛り上がります。高学年であっても女の子が出題者に立候補することもあります。反対に、声を出すことにためらいがあるようだとこのゲームはあっさり終わってしまいます。そういう特性もあるため、学級の状態を診る上でも使えるゲームだと私は考えています。
よろしければお試しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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