クラスで行う課題解決ゲームの1発目として取り組みやすいゲームの紹介です。
名前を「穴があったら入りたい」と言います。私が勝手にそう呼んでいますが、正式名称はわかりません!好きに呼んでください。
おすすめポイント
・手軽な課題解決ゲーム!
・ルールが単純なので取り組みやすく、全員参加が望める。
・少し体を動かすので、飽きにくい。
・トライアンドエラーを体験できる。
様々なおすすめポイントがあります。盛り上がる鉄板ゲームです。
用意するもの
・体育館などの広めの場所
・人数分+1のフラフープ(フラフープでなくても床に置いて1人が入れるようなものであればOK)
・ストップウォッチ
ルール説明
⓪フラフープを1人1つ配る。
縦横両手間隔を開く。自分の足元にフラフープを置き、その中に入る。
①余分に用意した1つのフラフープを子どもたちの真ん中らへんに置く。(図参照)

②説明

これからゲームを始めます。
このゲームは私vsみなさんのゲームでございます。
ルールを説明します。私は空いているフラフープを目指して歩いていきます。そして私が空いているフラフープに入ってしまったら、ゲーム失敗でございます。
ではどうすれば良いか。誰かが自分のフラフープを飛び出して、私が入ろうとしているフラフープの中に入ってください。誰かが入ってしまったら私は入ることができません。そうしたら、私は次にまた空いているフラフープの方へ歩いていきます。そうしたらまたそれを防いでください。
私が空いているフラフープを目指す、それを防ぐを繰り返して、1分以上私を止めることができていたら、ゲーム成功でございます。
質問はありますか?
このように説明すると伝わるかのではないでしょうか。加えて実際にゆっくり動きながらやってみると分かりやすくなります。このゲームは言葉での説明より、まずやってみる!というのが合います。
図にするとこんな感じのゲームです。




③やってみる
ルール説明が終わったらゲームをしてみましょう。最初のゲームは5秒かからず先生が勝利するはずです。それでも5回ほどやってみて、このゲームのルールに慣れさせましょう。
④作戦タイム

ここまで何回かやってみましたが、いかがだったでしょう。
はじめルールを説明した際は「1分なんて簡単!」と思った人もいたと思いますが、やってみるとなかなか難しいですね!
ここで作戦タイムをとります。どうすれば目標がクリアできるか、知恵を出し合ってみてください。
このような感じで作戦タイムの時間を取りましょう。この作戦タイムを教師が仕切ってもいいですが、「作戦決まったら呼んで!」と子どもたちに託していってもいいでしょう。
・わくを移動させてめっちゃ広くする。
・先生を直接的にブロックする。
など面白い作戦も考え付くので、それをアリにするのかナシにするのかはお任せします。
⑤トライ&エラーをたくさんする
作戦を立てる→やってみるをたくさんしましょう。やればやるほど子どもたちの動きは良くなってくるはずです。
⑥まとめ

ゲームをしてみてどうでしたか?
私から見て、みんなの姿はとても〇〇でした。
このゲームは1人が頑張るだけではクリアすることのできないゲームです。
それをこうして、あれやこれやと作戦を立てて、それをみんなで実行することでクリアすることができました。うまくいくことばかりではなく、うまくいかなかったこともたくさんあったと思います。「失敗した…」と気分が下がることもあったかと思いますが、こうして成功したのはたくさんの失敗があったからなのではないでしょうか。そう思うと、これらの失敗は失敗でなく、「試行錯誤」の1つだととらえてもいいでしょう。
これからも学習などでこうして力を合わせる場面がたくさんありますが、そのときもきっと全てがうまくいくわけではないと思います。
そんなときも失敗を失敗で終わらせず、試行錯誤として前向きに進んでいくといいなぁと思います。
最後に頑張った自分たちに拍手!
例としてこのようにまとめるのはいかがでしょうか。
これが絶対ではなく、ゲームを見ている先生が良さを語ってやってください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
課題解決ゲームとして取り組みやすいゲームです。
みんなが参加できて楽しいですので、ぜひ参考になさってください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント