【10選】4月までに絶対読んでおきたい教育書

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4月から始まる新年度に備えて教育書を読んでみてはいかがでしょうか。わずか数千円で良質な実践が手に入るなんてすごいお得だと私は思います!

私自身、読書は大好きなので教育書限らずたくさん本を読みます。本を読むことで新たな発見もありますし、自分自身を見直すきっかけにもなります。そして何よりわくわくをもらえます。そのわくわくは明日を生きる原動力になりえるとさえ思っています。話が逸れてしまいましたが、インターネットやSNSで無料で簡単に情報が手に入る時代であっても、本を買い、じっくり読むことで学ぶことには非常に大きな価値があります。

今回は読んでおくと、4月から少しお得になる教育書を10個紹介します。今回は授業というよりも、「学級経営」や「教師としての姿勢」が色濃いです。

私が実際に読んだ本ですので自信をもっておすすめできます。

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①アドラー心理学で変わる学級経営 勇気づけのクラスづくり

教師は子どもとどう向き合うのが良いのか、子どもの行動をどう捉えるのか、ということをアドラー心理学に基づいて教えてくれます。心理学といっても難しい用語もなく、かみ砕いて解説しているので非常に読みやすく、読んでいて元気がでる一冊です。上越教育大学の赤坂真二教授の本は他にも紹介しますが、どれを読んでも分かりやすく実用的で超おすすめです!その中でもこの本はおすすめ!

②マンガでわかる「気になる子」のいるクラスがまとまる方法

どの学級においても「気になる子」はいるかと思います。気になるといっても教師の感覚の部分は大きいでしょう。自分にとっては「気になる」としても、別の先生からしたら「面白い」と思うかもしれません。ですので「気になる子はいない!」という先生もきっといると思います。「気になる」というのが感覚によるところはありますが、多くの先生は「気になる子」とのかかわりは避けては通れないと感じます。そんな「気になる子」をどう捉え、クラスにまとめていくのかが漫画でわかりやすくまとまっています。サクサク読めるのでとてもおすすめです!

学級開き前は忙しいですが、手ごろに読めて、「なるほど!」となるので非常におすすめです!

③学級経営の教科書

「学級経営は大切」と言いますが、学級経営ってそもそも何なのよ!という疑問を持たれる方もいると思います。学級経営を理論としてまとめているのがこの本です。学級経営を題した本はたくさんありますが、この本はそれらの学級経営を「広義の学級経営」「狭義の学級経営」と2つの側面としてまとめています。この2つの側面の分け方はすごく腑に落ちました。また学級経営の領域を「必然的領域」「計画的領域」「偶発的領域」に分けて解説しています。このような感じで学級経営を理論的・実践的にまとめています。おすすめです!

④とりま、やってみよう!

最近刊行された土作彰先生の書籍です。土作先生の書籍は大好きで、新刊がでると必ず購入しています。この本は学級担任として授業や学級経営の実践を幅広く網羅しています。そしてこの本のおすすめポイントは、教室で即使える実践が山ほどあることです!読んでいると「お!この実践はやってみたい!」「うちの学級に合いそう!」とわくわくしてきます!教師のわくわくは明日のパワーにつながります。読めば元気と明日へのヒントがもらえます!

⑤学級経営10の原理・100の原則

新卒時代から何度も読ませていただいた書籍です。学級経営における教師の具体的な行動や学級経営を具体的な場面に分けて解説しています。どんなことに気を付ければいいのか、大切なことは何かなど非常にわかりやすく解説されています。学級経営がメインとなりますが、教師して大切なことなど、日々を過ごすうえで役に立つ考え方があれこれ凝縮されています。若手限らず、すべての学級担任に読んでほしい一冊です。

⑥教師力ピラミッド 毎日の仕事を劇的に変える40の鉄則

教師として日々生きていく上で授業や事務作業、生徒指導などなど様々なことに追われます。このあとの⑦の書籍にも出てきますが、教師として子どもの前に立ち、教育効果を上げるためにはただ技術を磨くだけでなく、人間としても伸びていかねばいけません。「教師として」「人間として」伸びていくためにどのような部分を意識して伸ばしていけばいいのかというのが、この本には詰まっています。個人的に新採用として子どもたちの前に立つ前に読んでおきたかった本です。

⑦よくわかる学校現場の教育原理 教師生活を生き抜く10講

かなりの頻度で読み返しているのはこの本です。教師として子どもの前に立ち始めて何年か経ったときにこの本に出会い衝撃を受けました。「感化主義」という言葉がこの本には出てきますが、この本に出会う前の私は、どちらかと言えば自分自身を高めることよりもネタを集めることに一生懸命でした。ネタとしては楽しそうなのに、いざ子どもとやってみるとうまくいかないのはなぜだろう。そんな疑問の答えがこの本で腑に落ちた覚えがあります。それも衝撃的に。その他にも教育現場にいるからこそ見えなかったような教育現場の構造が非常にわかりやすく書かれています。堀先生自身この本について「売れない本」と書いていますが、私はこの本をよりたくさんの先生に読んでほしいと思っています。

⑧クラスづくりの極意

この本は教師になる前に読んで衝撃を受けた本です。「こんな素敵なクラスが存在するのか」と読む手を止められず、一気読みした本です。教師になった今でも、この本を見ると「こんな素敵なクラスが存在するのか」とまたわくわくした気持ちになれます。この本にあるような学級を目指しても、たどり着けるような気がしませんが、この本を読んで憧れの学級のイメージをもてたからこそ今日までやってこれたような気もします。教壇に立つ前に読んでおいて本当によかったです。

⑨学級を最高のチームにする!365日の集団作り

1学年ごとのシリーズになっていて、それぞれの学年で大切なポイントなどがよくわかります。4月の新学期が始まる前に読んでおくとどんな一年があるのか、どんなことを指導すればいいのかの見通しが立ちます。例えば4年生の本を買って一年を過ごし、次の年に別の学年をもったとしても「4年生ではこういうことが大切だったな」と、他の学年になったときでも使える考え方がたくさんあることがこの本の魅力でもあります。著者の先生方はどの先生も経験豊富で素敵な先生ばかりで、担当学年限らず勉強になります。

⑩策略 ブラック学級づくり 子どもの心を奪う!クラス担任術

大人気!中村健一先生の「ブラック」シリーズです。この本の衝撃もすごく、教育書を読まない後輩に買ってプレゼントしたほどです。他の先生ではなかなか書けないような、中村健一先生だからこそ書ける「ブラック」さがあります。ブラックさと言っても、重要なポイントをブラックに面白く書いているので、ためになる&読みやすい教育書です。私のイメージでは「ブラック」というより温かなしたたかさ、だと思います。本を見ると「こう考えればいいのか!」「それもありか!」と目からうろこのことがたくさんです。正直、この本に救われた教師はどれくらいいるのだろうか。超おすすめ!

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