前回は基準の話をしました。もうここまで決まればあとはもう少し!と言いたいところですが、実践にはもう少しかかりますので、気長にお付き合いください。
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今回はお金のデザインです。
ここも教師が作って「はい、どうぞ」でいいとも思いますが、せっかくなら子どもたちの想像力と創造力を発揮してもらい作っていきたいと思います。
作り方もいろいろあると思いますが、とりあえず私のやり方を紹介します。
私はA4に4枚くらい印刷できるようA4を2回織ります。
これを切ってお札にするのもありですが、私はなんとなく横長すぎるかなぁと思うので、左から4cmくらいは切ってしまいます。ここはお好みで!
そして、あとは線で切り離して、そのうちの1つが1つのお札になるようにします。下の画像の青い部分が1つのお札になるようにします。
こんな感じで作りますが、このやり方だと裁断する時にどうしてもズレてうまく分けることができません。
パソコンなどで枠をつくる場合は、裁断する余白もとるために1つあたり「横17cm×縦7.2cm」ぐらいで作って余白を2mmくらいとりながら、4つ並べても良いかもしれません。
そして子どもたちにこのデザイン用の紙を1枚渡し、デザインをしてもらいましょう。
デザインも1つだけに絞らず、いくつものデザインがあったほうが楽しいと思います。私の学級では1000スーだけで20種類ほど出回っています。全員にデザインを書かせる必要はないと思いますが、より多くの人が書くと、スーが出回ったときに「あ、それ俺が書いたやつだ!」とうれしくなります。
もちろん、話し合いや投票などで1つに絞っても良いと思います。
「見本とかはいらないの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
ここはもちろんつけても構いませんし、なくても十分書けます。
見本なしの場合は「金額だけは必ず書く」とだけ決まりを伝えればいいと思います。金額さえ明示されていれば、あとの部分はオリジナルありまくりでも良いでしょう。
本当はこれまでのお札を紹介したいところではありますが、個人情報の観点から載せるのは控えます・・・。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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