算数ミニゲーム①授業開きにも、休み明けにもできる「21ゲーム」(1)

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今回は休み明けの始めや授業開きに使える算数のゲームを紹介します。

その名も「21ゲーム」です。正式名称はわかりませんが、2人1組で交互に行い、自分の番になったら1つ~3つの間で好きなだけ数を進めていき、21を言ったほうが負け。というゲームです。

おすすめポイント

・ゲーム形式なので楽しく取り組める。

・短いゲームなので多くの人との交流が望める。

・算数の学習において大切な「きまりを見つける」という思考を促すのにちょうど良い。

・見つけたきまりを別のルールにも活かせるか考えられる。


具体的な進め方は以下の通りです。学年・学級の実態によって言い方や流れを変えてみてください。

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進め方

始めに黒板に以下のように書きます。

これから「21ゲーム」というゲームをします。

簡単に言えば「21」の数字を言ってしまったら負け。というゲームです。

2人組で行います。

まずはお隣さんと行います。じゃんけんをして先攻・後攻を決めましょう。

次にルールを説明します。説明は黒板に書いた数字を使うとよりわかりやすいです。

学年・学級の実態によっては上の数字をプリントにして配り、消しゴムなどを数字の上で動かしながら行うとわかりやすいです。高学年くらいになると口頭のみでゲームをすることもできます。始めの1回はみんなで一緒にやると良いでしょう。

ルールを説明しますので、みんなで一緒にやりましょう。

もう一度言いますね。21を言ったほうが負けですので言わないようにしましょう。

まず先攻は1から順番に数字を進めていきます。言えるのは最大3つまでです。つまり

1   か   1・2   か    1・2・3   のどれかです。

先攻の人は声に出して、どこまで数字を進めるかを相手に伝えましょう。  

消しゴムを置いて進めても良いでしょう。全員がルールを理解できることが大切です。

先攻が終わりましたね。次に後攻です。

後攻は、先攻が言った数字のあとから続けて3つまで数字を進めることができます。

先攻が1だけ進めたのであれば 2・3・4と最大4まで進めることができます。

先攻が2まで進めたのであれば、3・4・5と最大5まで進めることができます。

先攻が3まで進めたのであれば、4・5・6と最大6まで進めることができます。

後半の人は声に出して、どこまで数字を進めるかを相手に伝えましょう。

後攻が終われば、次はまた先攻が後攻の言った数字に続けて数字を進めていきます。

質問はありますか?

ではここからは2人で順番に進め、どちらが21を言ってしまうのか、やってみてください。

あ、21を言いたくないからって最後言わないのはなしですよ!そこは潔く21を言ってしまいましょう!

このように進めていけば3年生くらいであればできると思います。

お隣さんとの勝負が終われば、学級内で歩き回って様々な人と2人組になって次々に勝負をしていくようにしても良いでしょう。

またトーナメント形式にしてもおもしろいです。

ただ、このゲームには必勝法が存在します!

それに途中で気付く子どももいるはずです。ただゲームを楽しむだけでなく、その必勝法をみんなで見つけるのもこのゲームの良さであり、楽しさです。

必勝法を見つける授業は次の記事をどうぞ。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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コメント

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