突然ですが次の画像のうち「白」はどこからですか?「黒」はどこからですか?
「突然何を・・・」と思いましたよね。
何が書きたいと申しますと、
世の中「白」か「黒」のように2つでは割り切れない部分がたくさんあるということです。
教師だけではないかもしれませんが、この白と黒の間の微妙な部分を考えず、物事を0か100かで考える人が教師には多い気がします。
「良い」か「悪い」か
「正義」か「悪」か
「Yes」か「No」か
「好き」か「嫌い」か
「ある」か「ない」か
・・・などなど、これらの2つの間にも果てしないくらい割り切れないものが存在するはずです。
教師は時に「良い」「悪い」という両極端な価値観で物事を考え、判断することも多いと思います。
宿題をしてくるのは「良い」、宿題をしてこないのは「悪い」など
もちろん私もそう考えてしまうこともあります。
ただ、教育現場限らず何事も100%「良い」100%「悪い」とはっきり言えることはほぼないように思えます。
何事も『こういう面では「良い」、でもこういう面では「悪い」』という部分があるはずです。
それを0か100かで考え、判断していませんか。
その考え方を教師自身がもっていると教師自身、そして子どもたちを苦しめるのではないでしょうか。
「あぁたしかに割り切れないこともあるよねぁ」と気づくと少し楽になるはずです。
「白」でも「黒」でもないあいまいなところに目を向けられるか、
それができると物事を受け入れられる懐がぐっと広くなるような気がします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。