教室の机の配置は決まっていますでしょうか?
だいたいの学校は以下のような形ではないでしょうか。もちろん、人数によって増えたり、減ったりはあると思いますが、だいたいこのような形かと思います。
しかし、この座席の配置…なんでこの配置なのでしょうか?「こういうものだ」と言われてしまえばそこまでですが、「もっと良い配置はないだろうか」と思ったことはないでしょうか。私はありました。そこで机の配置を変えるならこんなのはどうでしょうか?というものを紹介していきます。実際やってみての感想ではありますが、決して強く勧めるものではありません。
・学年・学校で配置が統一されているところもあると思いますので、やってみるかどうかの判断はみなさんにお任せします。
・目的あってのものだと思いますので、目的なしに配置だけ変えるのはおすすめしません。
・他の教室と違う配置にすると他の学級・学年が掃除に来た際に困る可能性があるので、そちらも考慮してください。
やや内向き
黒板の正面にいない机を少し黒板に向けています。大きな変化はありませんが、こうすることで外側の人たちもやや黒板が見やすくなりますし、発表者に体を向けやすくなります。大それたことができない場合はこの配置にすることが多いです。
横並び
以前、子どもたちからの提案でやってみた配置です。提案した子どもは「お隣さんがたくさんいた方が楽しいし、勉強の相談がしやすい」と言っていました。
ちなみにこの配置ですが1か月くらいで元の形に戻すことになります。その理由は「真ん中の人が出ずらい」でした。
ロの字
これも子どもたち考案で行ってみました。子どもたちとしては「お互いの顔を見合いながら勉強できたら楽しそう!」という思いで考えました。ただしこの配置は1時間(正確には授業の半分くらい)でやめました。なぜかと言えば、黒板前の人が黒板を見る際にいちいち後ろを見なくてはいけないからです。
コの字
「コ」の空いている方を上に向けた形です。
この配置の良さは発表している子に顔や体を向けやすいことや子どもたち同士の話合いがしやすいということです。この配置は個人的に好きなので、学年・学校で統一する必要がないときはこの配置にしています。
自由
この記事の⑤に書いてある方法です。全ての学級でできるわけではありませんが、個人的には好きな方法の1つです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
机の配置が変わると教室の雰囲気も授業の進め方もガラッと変わります。そして「机の配置はこれ!」という概念を少し変えることができます。その経験は自分たちの生活を変えることができるという意識にもつながります。
机の配置を変えるのは、リスクもありますし、周りとの足並みをそろえる場合はできないことが多いです。しかし挑戦できるならやってみる価値のあるものだと思います。ぜひお試しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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