みなさんは授業をするのは得意ですか?
私はすごくすごく苦手です。恥ずかしい話、未だにびくびくしながら授業をしています。若い先生たちの授業への熱意を目の当たりにすると恥ずかしくなります。
授業は苦手ですが、苦手なりに少しでも子どもたちに楽しんでもらおうと考えたのが、授業にゲーム要素を加えることでした。子どもたちはゲームが大好きです。ということで授業にゲーム要素を加えると、授業が少し楽しくすることができます。
そんなゲーム化の例をいくつか紹介します。
※今回は例として関東地方にある都道府県の学習での使い方を紹介します。
クイズ化 ①先生が出題!
関東地方にある都道府県の中で「県」ではない県はいくつあるでしょう!?
このようにただ学習するだけでなく、クイズにするだけで子どもたちは前のめりに考えてくれます。
クイズ化 ②子どもたちから出題!
いきなり考えさせるのは難しいですが、何回か教師がクイズ形式で出題すると「自分たちも出したい!」と言うようになります。そうしたら子どもたちにクイズを考えてもらい出題するのもアリでしょう。
全体で1人1問作ってもいいですし、希望者が自学などで作ってもらってもいいです。出題された子どもはうれしそうにするのでお勧めですよ。
クイズ化 ③早押し要素も!
クイズの仕方も例えば教師が出題→全員がノートに記述→答え合わせ、のようにしていっても良いですが、早押し要素も加えるとドキドキ感が増しますよ。
全員が起立し、早く挙手した子を指名、正解したら座っていくみたいな感じでも楽しいですよ。ただしどうしても最後まで残ってしまう子がいるので、フォローも忘れずに。
記憶力を生かして!
暗記するときに闇雲に暗記するのではなく、このような感じで進めるとちょっとゲームっぽくて面白いですよ!だんだん難易度が上がっていく感じが子どもたちのやる気を引き出します!
このように関東地方のすべての都道府県を書き、「せーの」の合図で、「茨城県、栃木県、群馬県…神奈川県」と読ませます。この時は黒板を見させておいても良いでしょう。読めたら次にどこかの県を消してしまいます。きれいに。今回は東京都を消します。
次にこの状態で先ほどと同じように上から読んでいきます。このとき黒板に東京都の文字はありませんが、東京都も必ずいいましょう。これも終わったら、どんどん消していきます。
どんどん消していき、最終的に1つだけ残す、もしくは何も残さない状態にします。これで関東地方の都道府県を言わせます。そうすると多くの子どもたちは言えますし、なぜか難しくなるにつれ声が大きくなります(笑)
虫食いにしてみる!
子どもたちを机に伏せさせて、もしくはプリントにしてこのような感じで虫食いの穴埋め方式にするのも楽しいです。これがいいのは、苦手な子でも取り組みやすいというところです!
間違い探し要素を入れて!
間違い探しの要素を入れると、なんだか普段よりも真剣に考え始めます。そして間違いの仕方によっては笑いがおきやすくなります。個人的に好きなゲーム要素です!
制限時間を設ける!
ゲーム要素を加えるにあたり、時間制限を設けるのも1つの手段です。
教師が大げさにカウントダウンをするなども盛り上がる要素になります。教師の腕の見せ所ですよ。
こんなゲームも…
これまでこのブログで紹介した中にも学習で使えるゲームがたくさんありますよ!
まとめ
いかがだったでしょうか。
私はこういうゲーム要素を加えることで子どもたちの笑顔につながるのは良いなぁと思います。授業づくりの本流ではないかもしれませんが、こういった小技をもっておくのは結構役立ちますよ!
わくわくしましたら、ぜひ取り入れてください。
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