学級ゲームとしても、課題解決系ゲームとしても、算数ゲームとしても幅広く使えるゲームを紹介します。
その名も「歩測」です!。意味は漢字の通り、「歩いて長さを測る」というものです。測る対象を工夫したり、ルールを工夫したりすることでゲームに幅が出ます。
おすすめポイント
・グループでできるので、話合いなどの練習になる!
・「どうすればわかるか」と悩むのが楽しい!
・ルールによっては算数の任意単位の学習にもなる!
準備するもの
・4人程度のグループ
・1mのビニール紐
・長めのビニール紐(443cmなど1cm単位まで細かい長さの方が面白い)
出題方法
・1mのビニール紐と長めのビニール紐を広めの床に下の写真のようにセロテープで固定する。
(1mのビニール紐)
(課題となるビニール紐)
・慣れるまでは直線でも十分面白い!
・真っすぐにせず、曲がり角を作ったり、曲線を作ったりすると難易度は爆上がり!
流れ
これからみなさんには協力してゲームをしてもらいます。
このゲームは簡単に言うと「長さを正確に測る」ゲームです。
教室の外に、ビニール紐を2本設置しておきました。その2本のうち長い方の長さを当てていただきます。
はーい!簡単そう!
ただし!条件があります!
測るときに使えるものは
・自分の体
・今、身に着けているもの
だけです!
え~!
そうなると難しいですよね。
課題となる紐は1本ですが、もう一本の長さはちょうど1mですので、それを参考に長さの予想を立てましょう!
自分の体の一部や身に着けているものでどうやって1mを求めるかがカギとなります。
※ここまで丁寧に説明しても、しなくても良いです。難易度に合わせてください。
そして、班ごとに制限時間内に結論を出していただきますが、
回答できるのは1回のみです!制限時間内に何度も測ってみて、その一回の回答にすべてをかけましょう!答えに一番近い答えを出した班の勝ちです。
何か質問はありますでしょうか?
制限時間は10分以上はとりましょう。
制限時間が終わったら長さを回答してもらい、一番近いところをほめたたえましょう!
難易度の変え方
このゲームの難易度は難しくも簡単も簡単に変えられます。
〈易〉
・定規1本のみ使用可能。
・定規以外であれば使用OK。
・ビニール紐以外であれば定規をあててもOK。
・課題のビニール紐を直線にする。
・何度も答えてOK 。
〈難〉
・お題のビニール紐を曲げたり、丸めたりする。
・1mのビニール紐の測定回数を制限する。
・1mのビニール紐と課題のビニール紐を離して設置する。
などなどあります。ルールによっては低学年から高学年まで楽しむことができそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
シンプルだけど奥深く、何度でも楽しめるオススメのゲームです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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