「学級目標」はこう使う!活用術!5選!

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学級目標は活用してなんぼでございます。

活用しない学級目標は大きな飾りでしかありません。そうならないために考えていただきたいことは以下の記事にまとめてあります。よろしければご覧ください。

そして今回は「できた学級目標をどう活用するか」ということを紹介いたします。

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活用①意識づけは朝の会で!

学級目標は意図的に意識づけなければ、子どもは忘れていきます。

学級目標を意識づけるために、例えば朝の会の「おはようございます。」の後に、学級目標を叫ぶ時間を入れると毎日の意識づけになります。

日直

朝のあいさつをします!おはようございます!

おはようございます!

学級目標を言います!せーの!

チーム寄せ鍋!501!

活用②学級目標のゴール像を描く

学級目標は非常に抽象化しやすいものだと思っています。

ですので、それを具体的にしましょう。例えば上のような「チーム寄せ鍋501」であるとしたら、「どういう姿になったら学級目標達成と言えるのか」を具体的にしましょう。

上の記事の②で書いた「個人の願いをまとめる」の段階ででてきたキーワード(例えば「協力」「仲良し」「メリハリ」など)に対して、それぞれ目標を達成した姿を考えさせてもよいでしょう。この時、より具体的な達成目標になれば、あとのふり返りが簡単になります。

協力・・・授業のときに誰とでも話して課題を解決する。

仲良し・・・全員遊びで喧嘩がない。

メリハリ・・・誰かが注意したら2秒でやめる。

などなど、少しでも具体的にできればよいでしょう。

そしてこの具体的な達成目標は、達成したら進化させたり、学期ごとに変えたりしても良いでしょう。

活用③ふりかえる

②で学級目標を具体的にしたら、その達成目標がどれくらい達成できたのかを学期末などにふり返りましょう。

それは学級全体で点数化しても良いですし、個人でふり返るでもよいかと思います。

チーム寄せ鍋501→75点/100点

という全体的な点数でも

協力・・・授業のときに誰とでも話して課題を解決する。90点
仲良し・・・全員遊びで喧嘩がない。60点
メリハリ・・・誰かが注意したら2秒でやめる。80点

のように項目ごとの点数でも良いでしょう。


そして今後に生かすために何が良くて、何ができなかったのか、何が必要なのかを考えましょう。

活用④変化・進化させる

学級目標は4月に決めたら、それで決まり!でも良いですが、私的には学級目標は年度内に変化していっても良いと思っています。

活用②でも書いたことですが、具体的な達成目標はそのときの学級の状況に応じて、変化していって良いと思います。もし学級目標が方向性としてではなく、ルールとして機能しているのであれば、ルールの達成度や必要性に応じて変化しても良いでしょう。

そしてその変化は学級をより先に進めるような・・・、まさに「進化」であった方が良いでしょう。進化する学級目標。私の学級でも何度か行いましたが、子どもたちが学級目標を意識すればするほど楽しくなってきます。

活用⑤小ネタ

学級目標を使った小ネタです。

小ネタといいつつ、とても使える技です!

①作文×学級目標

学級目標に絡めて作文を書いてもらうと意識づけにもなりますし、学級目標に照らし合わせた自分の姿を考えることにもつながります。テーマとしては

(1)学級目標と自分

(2)学級目標達成のために自分にできること

(3)学級目標の中で自分が特に大切にしたいこと

などあります。抽象的になるので、高学年の方が良いかもしれません。


②学級ゲーム×学級目標

学級でゲームをした後

今回の学級ゲームは学級目標のどの部分を達成に近づけてくれたかな?

と聞くのも良いでしょう。たかがゲームですが、そういうことも学級目標に通じていると感じさせることができます。


③イラスト×学級目標

学級目標が達成した姿を1人1枚の絵画にまとめてみるのも面白いです。1枚の絵にすると抽象的になりますが、子どもたちがどんな学級を思い描いているのかが分かり楽しいです。


④説明書×学級目標

学級目標の説明書を作るのも面白いです。特に自分たちの学級しか分からないような目標になった場合は、その目標の意味であったり、そこまでの経緯なんかをまとめて説明書なんかを作るのも面白いです。これは全員で作るというよりも少ない人数でささっと作った方が良いです。

まとめ

以上のように活用方法をまとめました。

大事なことは子どもたちが学級目標を意識することと、自分たちの現在地を把握しておくことです。

そして学級目標は教師が意識させなければ、すぐに活用されなくなっていきます。まずは教師が学級目標を使って学級を方向づけていきましょう。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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