あと2か月もすれば卒業式ですね。
私はなせか高学年、しかも6年生がとても多いです。(現在教職人生の半分が六年生です)
卒業式で語ることは毎年違いますが、子どもたちの今後に少しでもいい影響を与えられればと思い、考えています。
今回は「卒業式の最後のあいさつどうしようかなぁ」と悩む方に少しでもヒントになればいいなぁと思い、書きます。
担任の最後の話は大きく分けて3つの柱で話します。
①卒業のお祝いの言葉
②これまでの思い出と感謝
③最後のメッセージ
です。今回は③について3つの例を紹介します。
3回に分けて紹介するので今回は第一回です。
もちろん、目の前の子どもたちに合わせて変えても大丈夫です!
卒業式最後の話part①
「これから生きていくのに
忘れてはほしくないものがあります。それは感謝です。
人間だけが生き物の中で心の底から人に対し、感謝の気持ちをもち行動できるのです。
皆さんは生まれてこの方、人の手を借りながら生きてきたはずです。
今、皆さんがここにいるのは皆さん自身の力もありますが、皆さんの後ろに立っているおうちの人のおかげだということを忘れてはいけません。
・毎日ごはんを食べられる
・毎日学校にいける
・必要なもの、ほしいものが手に入る
・今、豊かに生きている
その他、数え切れないほど・・・
全ておうちの人の支えがあるからです。
「自分」のこれまでの人生というパズルがあったとき、その多くのピースには間違いなくおうちの人でできています。
そしてこれからの皆さんもおうちの人の力を借りながら大きくなっていきます。
だから「卒業式」という節目の今日。これまで生きてこれたこと、これからも一緒に生きていくこと、そのことに「感謝」を伝えにいきましょう。時間を少しとります。おうちの人のところへいきましょう。
・ここで親子の時間をとる。
しっかり感謝できましたでしょうか。
私はこの1年間、皆さんの立派な姿を見ることで本当に楽しかったです。
最後にその感謝を伝えさせてください。
ありがとうございました。これで私の最後の話を終わります。」
いかがだったでしょうか。
少しでも役に立てばうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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