「当番」と聞いて、どんな活動が思い浮かぶでしょうか。給食当番や日直が浮かぶのではないでしょうか。
私は子どもたちに、「当番」は「ないと、誰かが困るもの」という風に教えています。そして、1人に対して1つの当番活動をお願いしています。そうすることのメリットして
- ひとりひとりの負担感が少ない
- 学級への貢献感を育てることができる
- 担任不在時に自分たちだけで過ごすことができる
などあります。
一例として30人学級ではどのような1人1役があるかといいますと
- 学習予定調査(その日の学習の内容や持ち物、教室を調べる)
- 朝おたより(朝学校に来たら配布物を取りに行く)
- 日付予定(その日の日付を書き、時間割を替える)
- 宿題チェック①(全員が宿題を出しているかを確認)
- 宿題チェック②(2人でやると楽)
- 健康観察板運び(健康観察板を保健室まで運ぶ)
- 連絡帳消し(黒板に書かれた連絡帳の内容を消す)
- 朝CD(朝の歌のCDをかける)
- 歌詞貼り(朝の歌の歌詞を黒板などに貼る)
- はてなチェック(ハンカチ・ティッシュ・名札を持ってきているかチェック)
- 1時間目黒板消し
- 2時間目黒板消し
- 3時間目黒板消し
- 4時間目黒板消し
- 5時間目黒板消し
- 6時間目黒板消し(6時間目がないときは鉛筆削り機のかす取り)
- 黒板消しクリーナー午前(黒板消しをきれいにする)
- 黒板消しクリーナー午後
- 給食当番チェック(給食当番が手洗いうがい、着替えをしっかりしているかチェック)
- いただきます(一言プラス「いただきます」)
- 残食チェック(「野菜が残っています!」と残っているもののお知らせ)
- ごちそうさま(一言プラス「ご馳走様でした」)
- 昼CD(歯磨きの音楽や給食中のBGMを流す)
- 帰りおたより(帰りの会の前に配布物を取りに行く)
- 落し物チェック(落し物置き場に置かれる落し物の持ち主を見つける)
- 当番チェック(上記の当番が行われているかチェック)→チェックの仕方は別の記事へ
- 窓、電気、TV
- 掲示物チェック(教室内の掲示物の更新)
- 本棚整理
- マグネット直し(内容は後日別の記事で)
このように30個あります。学級や学年、学校の実態によって変えてください。また当番活動ではなく、係活動として工夫して学級を盛り上げたい!という子どもの声も挙がることがありますので臨機応変にやってみてください。
以下の記事では当番活動として50個挙げてみました。この中から探してみるのもありですね。
また私はいつも学期ごとに当番を変えますが、1ヶ月ごとに変えたこともありました。
当番の役割を新たに決める際は、前の学期のふり返りを行い、
「なくても良さそうな当番はあるか?」
「新しくほしい当番はあるか?」
「日頃、困ったことはあるか?それを当番をつくることで改善できるか」
「係としてやりたい当番はあるか」
などなど聞いて、子ども達と一緒に当番活動を更新していくと良いでしょう。
これらをどのように楽しく毎日行っていくかに関しては次の記事をどうぞ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント
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